2013年

8月

06日

特集:食える弁護士、食えない弁護士 第1部 弁護士業界編 誌上覆面座談会 2013年8月6日特大号

◇企業法務と弁護士が暴露「こんな弁護士は要注意」

取材構成=伊藤歩
(ジャーナリスト)

A氏 中堅商社の法務部(法務経験15年)
B氏 売上高300億円規模の上場メーカーの法務部(法務経験8年)
C氏 上場の大手小売りチェーンの法務部(法務経験20年)
D氏 4大事務所に勤務経験がある若手弁護士
E氏 小規模事務所のベテラン弁護士
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 昨今はすっかり弁護士の“使い分け”に慣れてきたと言われる企業の法務部。だがそのスキルのレベルは企業間で大きく異なり、弁護士に対する認識にも大きな開きがある。本誌では企業の法務部員と弁護士の誌上対決を試みた。
── 弁護士の“使い分け”で実践していることは?
A 法的な意見を聞くために、会社法を得意としているブティック事務所(特定分野に特化した事務所)と顧問契約をしている。細かい日常的な債権回収は、小回りが利くマチ弁事務所を3カ所くらい使ってる。その他にM&A(企業の合併・買収)をやる場合は大事務所にスポットで頼む。このほか、法務部長の「顔」で、ちょっと意見を聞ける弁護士は何人かいる。毎月顧問料が発生する、いわゆる顧問契約はしていないけれど、顔つなぎのために定期的にスポットで仕事は出している。………