2013年

9月

03日

特集:本当に強い株・投信 第1部 日本株編 大証銘柄をチェック! 2013年9月3日特大号

 ◇日経平均を超える上昇率 TOPIX採用で買い需要

藤本誠之
(SBI証券投資調査部シニアマーケットアナリスト)

 日本取引所グループ(JPX)が7月16日、東京証券取引所と大阪証券取引所の現物株市場を東証に統合した。これにより、旧大証銘柄の値動きに変化が出ている。旧大証銘柄は日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などの株価指数(インデックス)に算入されておらず、年金資金や投信などの株価指数に連動したパッシブ運用の対象となりにくかった。東証への統合によって新たな買い需要が喚起される期待が高まっており、旧大証銘柄に大きな取引のチャンスが訪れている。
 今回統合した現物株市場は、東証にあった1部、2部、新興市場のマザーズの計3市場と、大証にあった1部、2部、新興市場のジャスダックの計3市場である。大証1部、2部銘柄はそれぞれ東証1部、2部に統合し、ジャスダックはそのまま東証ジャスダックとなった。この結果、東証1部、2部と、マザーズ、ジャスダックの計4市場となっている。
 現物株市場統合が株式市場に与える影響を考えると、大きく三つが指摘できる。………