2013年

9月

10日

週刊エコノミスト 2013年9月10日号

定価:600円(税込)
発売日:2013年9月2日

 ◇特集:「期待」の経済学
 ◇「インフレ期待」って何? 分かりにくい理由

後藤逸郎/濱條元保
(編集部)

 「人々の経済・物価に対する期待は好転している」
 2年で2%のインフレ目標達成を目指す日銀の黒田東彦総裁は、8月8日の金融政策決定会合後の記者会見で、4月に始めた異次元緩和に対する手応えを口にした。

続きを読む


ピックアップ

経営者:編集長インタビュー

 ◇植木義晴 日本航空社長
 ◇採算重視への意識改革で再生へ

── 最近の経営環境は。


植木 4~6月期は、前年同期比で2・6%増収、29・8%の営業減益でした。減益要因のほとんどが円安。為替の影響がなければ若干の増収増益でした。円安はまだマイナスに働いていますが、アベノミクス効果で景気回復につながればプラスになるでしょう。それまでは費用を削減し、増収策を打っていきます。その効果が早ければ今年度下期、遅くても来年から表れてくると思います。

続きを読む

 

ワシントンDC

 ◇首都の石炭火力発電所巡りCO2削減と政治的駆け引き

堂ノ脇伸
(米国住友商事会社ワシントン事務所長)

 オバマ大統領は6月末、気候変動対策の新たな行動計画を首都ワシントンDCにあるジョージタウン大学で発表した。発電所向けの新たな二酸化炭素(CO2)排出基準の策定等を通じ、連邦政府が率先して化石燃料への依存度を下げていく方針を明らかにした。ところが、政府が率先してこれを行うことの難しさを象徴する建物が、ここワシントンDCに存在する。

続きを読む