2013年

10月

08日

特集:資産フライト&海外進学 進学編 海外大学を目指すには 2013年10月8日号

 

 ◇エッセーなどで多面的に評価 東大レベル以上の英語力は必須

 

編集部

 

 ハーバード大学など「アイビーリーグ」と呼ばれる米国東海岸の名門私立8大学をはじめ、海外の大学へ日本から直接進学を目指す高校生が増えつつある。世界中から多様な人材が集まる環境で学ぶことは、語学力だけでなく将来の進路の選択肢や可能性も大きく広げる。しかし、気を付けたいのは入試のシステムや評価の仕組みが日本とは大きく異なる点だ。海外大学へ進学するにはどんな準備が必要なのか、ポイントをまとめた。

 日本の高校生の多くが海外の進学先として目指すのが、米国、オーストラリア、カナダの大学。いずれも英語圏で留学生を多く受け入れており、留学生の進学のシステムが整っているためだ。米国やカナダは4年制、オーストラリアは3年制と教育制度が異なり、芸術など幅広い教養も学べる米国と、会計など実学を重視するオーストラリアなどそれぞれに違いがある。同じ英語圏でも、英国は日本の高校卒業が大学入学資格として不十分なことが多く、留学生向けの大学進学準備(ファンデーション)コース(約1年)を修了後に大学進学を目指すことが一般的だ。

 米国の大学で最高峰に位置付けられるのが、ハーバードのほかエール、プリンストン、コロンビア、ペンシルベニア、コーネル、ダートマス、ブラウンの8大学を指すアイビーリーグ。また、マサチューセッツ工科大学(MIT)、西海岸のスタンフォード大学を合わせて「名門10大学」とも呼ばれ、合格率はいずれも5~10%前後と超難関だ。それでも、ノーベル賞受賞者を多く輩出する高い教育・研究力を求めて世界中から学生が集まってくる。また、カリフォルニア大学バークレー校などの州立大学や、ウィリアムズ・カレッジ(マサチューセッツ州)に代表される少人数教育の4年制大学「リベラルアーツ・カレッジ」の評価も高い。………