2014年

1月

07日

特集:今年こそ本気で英会話 拡大するオンライン市場 2013年12月31日・2014年1月7日合併号

 ◇フィリピン人が支える価格破壊

 

(編集部)

 

 インターネットで英会話レッスンを受けられるオンライン英会話の市場が拡大している。自宅でできる手軽さと、個別レッスンながら1回当たり200円前後で受講できる価格設定で利用者数を伸ばしている。矢野経済研究所の調べでは、オンライン英会話を含む「eラーニング市場」の2012年度の市場規模は55億円、前年度比19・6%伸びた。

 オンライン英会話はスカイプ(インターネットテレビ電話)を使って講師と会話する学習方法。「100円英会話」「月額2980円」など低価格をうたうものが多い。既存の英会話教室のマンツーマンレッスンの受講料の相場は1回当たり4000円から6000円なので、かなり割安な設定だ。早朝、深夜も受講可能な業者が多いため、多忙なサラリーマンでも出勤前や就寝前の時間帯を使ってレッスンを受けることができる。

 

 ◇講師も自宅からレッスン

 

 英会話の「価格破壊」を可能にしたのは、フィリピン在住のフィリピン人を講師に採用したことだった。オンライン英会話大手のレアジョブ(東京都渋谷区)も07年11月の事業開始からフィリピン人を講師に採用している。「25分129円」をうたい文句にすることで、「英会話スクールに通っていたお客が流れてきたり、授業料の高さに諦めていた人が申し込みをしてきた」(中村岳副社長)。13年10月には累積会員数が20万人を突破。現在も月平均5000~6000人のペースで会員数を増やしている。………