2014年

1月

21日

特集:どうなる日本株 個人投資家に聞く 「優待キング」桐谷広人氏 2014年1月21日特大号

 ◇信用取引の大損で目覚めた 優待、配当中心の農耕型株投資

 

聞き手=緒方欽一

(編集部)

 

 値上がり益を狙うことだけが株式投資ではない。失敗を経て株主優待生活にたどり着いた桐谷広人氏に投資哲学を聞いた。

 

── 桐谷さんは株主優待や配当の獲得が中心の投資スタイルです。「株式投資=値上がり益を狙うもの」というイメージがありますが。

■確かにそうでしょう。ただ、バブル崩壊以降、値上がり益を狙う投資は日本株において有効でなかったといえます。日経平均株価はリーマン・ショック前の水準に戻ったとはいえ、1989年12月につけた史上最高値3万8915円の約4割に過ぎません。バブル崩壊後は値上がり益を狙った人の多くが投資に失敗しているのではないでしょうか。現に個人は株式市場から離れ、外国人投資家の存在が大きくなりました。………