2014年

1月

21日

特集:米家電見本市 速報 主要メーカーの戦略と目玉商品 ITと車 2014年1月21日特大号

 ◇グーグルが自動車メーカーと提携 「通信できる車」の開発目指す

 

桃田健史

(自動車評論家)

 

 米グーグルがついに車載器事業に本格参入する。1月6日、グーグルの携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」の車載器への搭載を目指す研究協力体制「OAA(オープン・オートモーティブ・アライアンス)」の設立が発表された。アンドロイドを使った音声操作により、車内でメールや地図情報をやり取りしたり、アンドロイド搭載のスマートフォン(スマホ)を車内で安全に使えるようにしたりする。

 OAAへの参加を表明したのは、グーグルのほか、米ゼネラル・モーターズ(GM)、ドイツのアウディ、ホンダ、韓国の現代自動車、そして米半導体メーカーのnVIDIAだ。1月7日から米ラスベガスで開かれた世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」では、アウディが記者会見でOAAに言及。「グーグルとは2004年からナビゲーション等で連携してきた。アンドロイド端末がスマートフォンのシェア80%である現在、OAAに参加するのは当然だ」(リッキー・フディ電機部門統括責任者)という。

 

 ◇アップルに対抗

 

 グーグルがOAAを仕掛けた最大の理由は、米アップルのiPhone(アイフォーン)などで使われるOS「iOS」と自動車の車載器を連携させるシステム「iOS in the car」への対抗だ。………