2014年

1月

28日

特集:不動産・節税と投資 ワンルーム 新築VS中古 2014年1月28日特大号

 ◇家賃安定だが割高な新築、高利回りも修繕リスクある中古

花谷美枝
(編集部)

 安定的な利回りを得られるとして根強い人気を維持するワンルームマンション投資。一般にワンルームマンション投資の対象となるのは、20平方メートル前後のワンルームまたは1Kの間取りの単身者向けマンション。賃貸住宅として運用することを前提に専業のデベロッパーが開発・販売しているものが多い。住宅の入居者は比較的若い世代が多いため、供給エリアは首都圏の交通アクセスが良い地域や地方都市の中心部に限られている。

 不動産情報会社の東京カンテイの調べによると、首都圏の新築ワンルームマンションの1戸当たりの平均価格は2435万円、平均専有面積は24平方メートル(2013年)。バブル期の平均的な面積は20平方メートル未満だったが、賃貸需要の変化に合わせて年々大きくなりつつある。年間賃料収入を物件購入額で割った表面利回りの平均は4・10%(13年)。
 新築マンションを購入するメリットは、一般的に築10年程度までは修繕などの必要が生じにくい点だ。運用中に思わぬ出費が発生するリスクを最小限にとどめることができる。キッチンや風呂・トイレなどの設備も新しく、賃貸市場での競争力は高い。近年は居室面積が拡大していることもあり、バブル期に供給された20平方メートル未満の物件に比べると、入居者を確保しやすく空室のリスクも低くなる。家賃も高めだ。………