2014年

2月

04日

特集:誰も書かない日韓関係 4大企業解剖(1)サムスン 2014年2月4日号

 ◇日本を土台にアップルまねて成長 次の収益源と経営者後任が課題

浅川新介
(ジャーナリスト)

「サムスンと言えば韓国。韓国と言えばサムスン」──。1930年代に創業したサムスングループは、現在、名実ともに韓国を代表するグローバル企業に成長した。

 グループの社員数は約20万人、生産拠点は65カ国、販売拠点は130カ国に置く。グループ全体の売上高は、韓国のGDP(国内総生産)の約20%を占め、主力企業のサムスン電子の株式時価総額は、韓国株式市場の時価総額の25%を占める。輸出額でも全体の24%を、その資産規模は、韓国全体の3分の1を占めるという計算もある。
 大学生の就職人気もサムスンがナンバー1。誰もが入社を希望し、当然狭き門だが、一度入社すれば「サムスンマン」というブランドが一生付いてくる。再就職でも非常に有利になる。サムスンブランドは韓国で深く浸透している。………