2014年

3月

11日

外食:マクドナルドにカサノバ新CEO 2014年3月11日号

 ◇再浮上に必要な四つの改革

鮫島誠一郎
(いちよし経済研究所主席研究員)

 日本マクドナルドホールディングス(HD)は、原田泳幸(えいこう)会長兼最高経営責任者(CEO、65)が会長に専念し、カサノバ氏(48)が社長兼CEOを務め、新体制が3月にも始まる。売り上げが低迷する中、新CEOはどのような経営で業績を回復させるのか。改革の道のりは簡単ではないが、そのキーポイントを探る。

 まず、同社の現状を確認すると、日本の外食チェーンではトップを走っている。2013年12月期の日本マクドナルドHDの全店舗売上高(直営店とフランチャイズの売上高の合計)は5044億円だった。牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーHDの牛丼事業売上高1778億円(13年3月期)、吉野家HDの国内事業売上高865億円(13年2月期)、モスフードサービスのチェーン「モスバーガー」の売上高979億円(13年3月期)、日本ケンタッキー・フライド・チキンのチェーン売上高1114億円(13年3月期)を合計した金額(4736億円)よりも多い。
 ただ、「マクドナルド」チェーン全店舗の売上高(13年12月期)は、09年12月期の5319億円と比べると、275億円減少した。さらに、日本マクドナルドHDの売上高は2604億円と、09年12月期比で1018億円減少した。………