2014年

3月

18日

特集:アメリカと日本株 米国株による日本株の感応度 2014年3月18日号

 ◇感応度上位は機械や素材銘柄 最近1年で高まる自動車関連

 

伊藤桂一

(SMBC日興証券株式調査部チーフクオンツアナリスト)

 

 2008年9月のリーマン・ショックから5年が過ぎ、先進国、特に日米の景気は順調に回復軌道に乗っているように見える。日本経済はどうしても外需の影響が大きく、かつては「米国がくしゃみをすると日本は肺炎になる」と言われるほど、日本の景気は米国の景気の影響を強く受けていた。

 もっとも、長く続いた円高に対応するために、日本の製造業は現地化を進め、少なくとも為替レートの変化に対してはかなり強い体質を作り上げている。近年のグローバル化の進展と新興市場経済の拡大により、日本企業への影響は米国のみならず、欧州や中国などの新興国経済も考える必要がある一方で、グローバル株式の連動性は金融危機以降急速に高まっており、近年の個別銘柄のパフォーマンスは、市場要因を除けば思いのほか海外市場の影響を受けにくくなっている。………