2014年

3月

25日

週刊エコノミスト 2014年3月25日特大号

特別定価:650円(税込)
発売日:2014年3月17日

 ◇特集:経常赤字と本当の国力

 ◇円安頼みの限界 経済政策の前提条件が崩れる

 

望月麻紀

(編集部)

 

「経常収支は間違いなく今年度は大体4兆6000億円プラスになる。それは間違いなく賃金に変わっていく」。2013年4月、安倍晋三首相が民主党の海江田万里党首との党首討論の席で宣言してから約1年。財務省が3月10日発表した14年1月の国際収支(速報)は、経常収支が1兆5890億円の赤字となり、現在の統計方法が採用された1985年以降で最大だった。

 

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ピックアップ

経営者:編集長インタビュー

 ◇浅田剛治 ノバレーゼ社長

 ◇独自のハウスウエディングを開拓

 

 全国の地方都市を中心にハウスウエディングを展開する。重要文化財での挙式などブライダル業界では独自の地位を築いている。

 

── ブライダル業界の環境は。

 

浅田 この20年で大きく変わりました。20年前は結婚式場と言えばホテルや専門式場がほとんどでした。

 しかし、1990年代ごろから海外挙式やレストランウエディング、一軒家貸し切りで式を行うハウスウエディングなど新しいスタイルも出てきて、お客様の選択肢が増えました。

 

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ワシントンDC

 ◇舌戦続くウクライナ危機 共和党で強まる弱腰批判

 

及川正也

(毎日新聞北米総局長)

 

 オバマ米大統領にとって、危機管理は鬼門だ。圧倒的な軍事力を行使して政策を遂行する「力の外交」を嫌い、国際協調路線で「対話の外交」を追求するスタイルは、共和党タカ派から格好の攻撃材料となり、唯一の超大国にもかかわらず「弱腰」をさらしているという政治的プロパガンダに使われる。そこに降りかかったのが「今世紀になって欧州最大の危機」とされるウクライナ危機だった。

 

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