2014年

4月

22日

特集:最後の英語やり直し! 聖書、シェイクスピア、神話を知って演説や会話の行間を読む 2014年4月22日号

西森マリー

(在米ジャーナリスト)

 

 英語でコミュニケーションをとるにあたり、聖書とシェイクスピアとギリシャ・ローマ神話は、一般教養として欠かせないものだ。新聞やテレビのニュース、映画のせりふ、そして日常会話でも多用される。英語がよくできる人でも、これらを知らないと、直訳するだけでは意味がわからなかったり、話し手の真意を正確に理解できなかったりすることを覚えておきたい。

 ◇聖書からの引用

 

 キリスト教は、英語圏の多くの人々にとって生活の一部となっているため、聖書からの引用は、あらゆる場面で頻繁に使われている。

 例えば、フランクリン・ルーズベルト大統領は政府による弱者救済の重要性を説き、1936年の再選キャンペーンの演説でこう言っている。

“Your government is still on the same side of the street with the Good Samaritan and not with those who pass by on the other side.”「みなさんの政府は、今も道の向こう側ではなく、良きサマリア人と同じ側を歩いています」………