2014年

5月

20日

カメラ:アクション撮るゴープロが人気 カメラ市場の新分野切り開く 2014年5月20日号

小山安博

(ライター)

 

 アクションカム市場で圧倒的なシェアを占めている「Gopro」(ゴープロ)の売れ行きに、ビデオカメラ業界の注目が集まっている。アクションカムとは、アウトドアで使用できる小型デジタルビデオカメラ。サーフィン、クライミング、スノーボード、カーラリーなどのスポーツで、サーフボードやヘルメットなどの道具に取り付け、臨場感あふれる映像が撮影できる。

 ゴープロは、2012年に世界で230万台以上が販売され、売上高5億ドル(約500億円)以上を上げた。12年の米ビデオカメラ市場におけるシェアは26%(米IDC調べ)、13年の欧州アクションカム市場でもトップに位置している(英フューチャーソース調べ)。日本でも、「11年以来、毎年売り上げが倍増」(国内販売代理店タジマモーターコーポレーションの水谷成克氏)しており、世界的に業績は好調だ。

 ビデオカメラは今、カメラ付きスマートフォン(スマホ)にシェアを奪われ、市場が縮小傾向にある。電子情報技術産業協会(JEITA)によれば、13年の国内ビデオカメラ市場は、出荷台数が前年比マイナス20%超と大幅減になっている。海外でもこの傾向は変わらない。

 そうした中、ゴープロがこれほど人気を得ているのはなぜか。………