2014年

6月

03日

特集:負けない投資術 第1部 投資信託・ETF編 金融機関やFPに“だまされない”5カ条 2014年6月3日特大号

カン・チュンド

(晋陽FPオフィス代表)

 

 投資初心者が投資信託を購入する際、まず大事なのは、証券会社や銀行など金融機関の窓口の販売員の言いなりにならないこと。投資家の中には、金融機関を信用する人も多いが、窓口の販売員は中立的なアドバイスをしてくれる相談員ではなく、金融機関側がもうかる商品を勧められるケースが多いからだ。

 1 信託報酬と販売手数料に注意

 

 投信を購入すると、一般的に信託報酬(投信の運用管理コスト)と販売手数料がかかる。信託報酬は運用期間中、毎年かかり続けるため、運用成績に大きく影響する。ファンドによって信託報酬は異なり、インデックスファンドの方が、より運用コストがかかるアクティブファンドより低い。

 さらに気をつけるべきは、販売手数料だ。これは売買の際に証券会社や銀行の窓口で支払う相談料や事務手数料のようなもので、商品によって幅はあるが、一般的に3%程度である商品が多い。3%と仮定すれば、1000万円を投資する人は商品を購入するだけで30万円も取られる計算になる。中には、手数料無料の商品も出てきてはいるが、まだまだ本数は少なく、何より金融機関からそうした商品を勧められることはほとんどないと言ってよい。………