2014年

6月

17日

週刊エコノミスト 2014年6月17日号

定価:620円(税込)

発売日:2014年6月9日

 ◇特集:とことん学ぶ通貨と為替 Part1 ここがポイント! いま知りたい1 円安はなぜ止まったのか?

 ◇予想外に進まないドル高が原因

 

高島修

(シティグループ証券チーフFXストラテジスト)

 

 「黒田日銀は2014年1~3月にも追加緩和を決める。4月の消費増税後の景気減速を未然に防止するためだ。14年は円安・日本株高で決まりだ」──。半年ほど前、ヘッジファンドなど海外短期筋の間ではこうした見方が支配的だった。

 年初、ドル・円相場が1ドル=105円台を割り込んだ時、筆者は早々に「調整局面入り」と判断した。日銀期待頼みの円安は、早い段階で一度修正を余儀なくされると考えていたからだ。2月に100円台へ下落した時もあまり違和感を覚えなかった。

 

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経営者:編集長インタビュー

 ◇前田東一 荏原社長

 ◇高い技術で石油化学プラント支える

 

 荏原は1912年にポンプメーカーとして創業、BtoBのビジネスを展開する。風水力事業、精密電子事業、環境エンジニアリング事業の三つの柱がある。

 

── 売上高の7割を占める風水力事業の事業環境は。

 

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ワシントンDC

 ◇米国も悩む道路老朽化問題 補修財源確保は待ったなし

 

堂ノ脇伸

(米国住友商事会社ワシントン事務所長)

 

 米国を車で長距離移動すると、「インターステート」と呼ばれる州をまたぐ幹線道路など、大半の高速道路が無料であることに驚かされる。ところが、道路・橋梁(きょうりょう)等の交通インフラの老朽化が進んだことで、維持・補修の財源のあり方を巡って、さまざまな議論が沸き起こっている。

 

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