2014年

6月

24日

メディア:ドワンゴ 川上量生会長インタビュー 2014年6月24日特大号

 ◇コンテンツとメディアの融合での先行者利得に賭ける

 

花谷美枝/桐山友一

(編集部)

 

 動画サイト大手の「ニコニコ動画」を運営するドワンゴが出版大手KADOKAWAと10月に経営統合する。IT業界の寵児、川上量生ドワンゴ会長はコンテンツ産業の未来像をどう描いているのか。

 

── KADOKAWAとの経営統合で川上会長が何をするのか。コンテンツ業界は強い関心を持っています。

川上 電子書籍、出版関連などKADOKAWAのコンテンツに関する部分で良いサービスを作ることが僕がやるべきことだと思っています。今ある電子書籍はどれも差別化できていないので、違う特徴をつくりたい。電子書籍のビューワー(表示ソフト)を含めたサービスそのものにも関わっていこうと思っています。

── 具体的なイメージはありますか。

川上 一つはユーザーのコメントなどUGC(ユーザー生成コンテンツ)などと組み合わせるやり方があると思います。ニコニコ動画でも電子書籍に文字を載せる「ニコニコ書籍」を5年くらい前からやっているんですが、文字コンテンツに流れる文字を載せるというニコニコ動画のインターフェースは相性が悪い。そのやり方のベストな方法についてIT業界は回答を出せていないので、追求したいポイントです。………