2014年

7月

01日

週刊エコノミスト 2014年7月1日号

定価:620円(税込)

発売日:2014年6月23日

 ◇特集:官製相場の賞味期限 Part1 どうなる株&為替

 ◇「当面、ABEに逆らうな」上がる株価と潜む危うさ

 

濱條元保

(編集部)

 

 外国人投資家には、日本株上昇につながる「政治圧力」への期待が大きい。安倍晋三首相による、世界最大規模の130兆円を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用方針見直し要請だ。

「GPIFの運用の見直しを前倒しするように」

 安倍首相が6月3日、田村憲久厚生労働相に、こう指示していたことが明らかとなった。見直しのポイントは、現在運用資金の6割を占める国内債券比率の引き下げと日本株比率の引き上げだ。

 

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ピックアップ

経営者:編集長インタビュー

 ◇三浦善司 リコー社長

 ◇光学技術で新たなビジネスを起こす

 

── 複合機の事業環境と製品開発のトレンドは?

三浦 タブレット型端末やスマートフォンが普及しましたが、コピーやプリント全体の需要はそれほど大きく落ち込んでいません。とはいえ、コピーやプリントの量が今後、大きく増えることはないでしょう。また、韓国などのメーカーも複合機の分野に進出し、競合が激しくなっています。そのため、複合機そのものだけでなく、システムとしての使いやすさなどさまざまなサービスを提供し、付加価値をいかに高めていくかに力を入れています。

 

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ワシントンDC

 ◇新段階入りの輸出倍増計画 直面する課題は議会交渉

 

須内康史

(国際協力銀行ワシントン首席駐在員)

 

 オバマ大統領は5月13日、輸出倍増を図る経済戦略「国家輸出イニシアチブ(NEI)」が新たな段階に入るとの声明を出した。同日、声明を受けてプリツカー商務長官が演説し、「NEI/NEXT」と銘打った輸出促進の新政策プログラムを発表した。

 

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