2014年

7月

29日

特集:あなたの土地の相続増税 活用をアドバイス 困った! この土地どうする 2014年7月29日号

 ◇ケース1=狭小地 隣地への売却が原則 バイクコンテナ活用も

 

高田吉孝

(青山財産ネットワークス 財産コンサルティング事業本部第二事業部長)

 

 15坪(約50平方メートル)程度以下の土地を指すことが多い「狭小地」。都市計画道路の整備などに伴って、わずかな土地が残ってしまうことは少なくない。土地の形状も、細長かったり三角形だったりすることもある。

 それでも、駅の近くや人通りの多い場所であれば、駐輪場や宝くじ売り場、広告看板の設置など、活用方法はいくつかある。問題は、住宅地の中にある場合だ。建物を建てて活用するには狭すぎ、工夫して建てたとしても設計の制約などから建築費が高くなりがちで、借り手もつくかどうか分からない。

 狭小地は活用が難しくても、固定資産税と都市計画税(市街化区域内の場合)は毎年かかる。また、住宅を建てられるなら、面積が200平方メートルまでは小規模宅地として特例の対象となり評価され、課税標準額が固定資産税評価額の6分の1となる減額措置の適用を受けられる。しかし、狭すぎて住宅を建てられなければ、雑種地として固定資産税評価額の100%がそのまま課税されてしまう。………