2014年

8月

05日

特集:強い大学 Part1 大学改革と就職力 インタビュー 下村博文 文部科学相 2014年8月5日特大号

 ◇「自己改革を求めない大学は国立でも潰れる」

聞き手=濱條元保/大堀達也
(編集部)

 世界との激しい競争に勝って生き抜こうとする大学には国を挙げて支援する──。大学に改革を求める下村博文・文部科学相に、その真意を聞いた。

── 文部科学省が目指す「グローバル人材」とは、どのような人材か。

■日本人としてのアイデンティティーを持ち、英語で誰とでも一緒に仕事ができる人材だ。

 ◇大学を減らすのは内向き

── 以前からグローバル人材の養成が急務と言われながら、なぜ、できなかったのか。

■日本の教育行政が大学は潰さないという護送船団方式のままで、それが批判されずにいたからだろう。今、国公立大と私立大は783ある。その4割が定員割れで、高等教育以下の補習をしている大学が3割と言われる。だから、大学を減らすべきだという意見があるが、これは内向きな議論だ。世界の大学との厳しい競争に勝って、生き抜こうという発想が日本の大学には欠けていた。………