2014年

8月

05日

FLASH!:マイクロソフト 過去最大のレイオフ 2014年8月5日特大号

 ◇クラウドに事業を集中

小池良次
(ITジャーナリスト)

 マイクロソフトは7月17日、1万8000人の人員削減(レイオフ)計画を発表した。今後半年で1万3000人を削減し、1年後に完了する。2009年にも約5800人のレイオフを実施しているが、今回はそれを大きく上回り過去最大規模となる。

 マイクロソフトは、スカイプやノキアなど事業拡大を狙った買収を繰り返し、現在約12万7000人まで肥大化している。ノキア買収だけで3万2000人の従業員を受け入れていた。今回のレイオフは、主力製品である基本ソフト(OS)ウィンドウズのライセンス販売などを除いた非戦略部門を中心に行われ、全体の15%に及ぶ。特に携帯製造(ノキア)部門とサービス部門が約1万2500人と大部分を占める。そのほかゲーム機のXbox向けに独自ビデオ番組制作を行うXboxエンターテインメント・スタジオ部門なども対象となっている。
 前CEO(最高経営責任者)のスティーブ・バルマー氏が13年9月に買収したノキア携帯部門を事実上、整理する決定だ。マイクロソフトは自社でモバイル機器を製造販売する事業を縮小、あるいは撤退する方向と予想されている。………