2014年

9月

02日

週刊エコノミスト 2014年9月2日号

定価:620円(税込)

発売日:2014年8月25日

 ◇特集:とことん考える人口減

 ◇2040年代、1億人割れの日本

 

(編集部)

 

 総人口1億人割れ──。国立社会保障・人口問題研究所の推計(出生・死亡中位推計)によると、その日は2048年に訪れる。

 今後の人口減少の過程で、1年間に生まれる子どもの数(出生数)は13年の103万人が40年の66・7万人と3割超の減少となる。働き手となる15~64歳の生産年齢人口は、10年現在の8173万人が、40年には5787万人に。51年には5000万人を割る見通しだ。

 半面、65歳以上の老年人口は、10年の2948万人から、戦後のベビーブームで生まれた団塊世代を中心に20年には3612万人に増加。第2次ベビーブーム世代である団塊ジュニアが65歳以上となる42年の3878万人がピークで減少へ転じる。

 

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ピックアップ

経営者:編集長インタビュー

 ◇山海嘉之 CYBERDYNE社長

 ◇「重介護ゼロ」社会を創る

 

 ロボット工学者の山海嘉之・筑波大学大学院教授を中心に設立されたCYBERDYNE(サイバーダイン)は、体が不自由な人たちや、その介護に当たる人などが身に着けるロボットスーツ「HAL(ハル)」を開発した。HALは手足や腰などに装着すると、体を動かそうとする脳から神経を経て筋肉に至る微弱な生体電位信号をとらえ、人の意思に応じて動作を助ける。運動意思にしたがって動くので、高齢者、病気やケガで手足が思うように動かない人、また力仕事を必要とする介護者などに大きな需要が見込める。医療、介護・福祉分野で、世界的に注目を集めている。

 

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ワシントンDC

 ◇「レッドスキンズ」は蔑称か NFLチーム名で論争再び

 

堂ノ脇伸

(米国住友商事会社ワシントン事務所長)

 

「ワシントン・レッドスキンズ」は、プロアメリカンフットボールの最上位リーグであるNFL所属の老舗チームだ。そのチーム名といくつかのロゴマークを巡って、米国特許商標庁は去る6月、先住民グループの訴えを認め、その商標登録を却下する判断を下した。これが論争を呼んでいる。

 

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