2015年

1月

20日

特集:どうなる株・投信2015 Part2 有望銘柄・投信 2015年1月20日特大号

 ◇水素銘柄は「現実買い」の段階 インフラ整備で広がる関連銘柄

和島英樹
(ラジオNIKKEI記者)

 燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を、トヨタ自動車が2014年末に量産化スタートさせたことで、水素ステーションなどインフラの整備がようやく動き出している。15年は水素関連ビジネス元年になりそうだ。

 燃料電池車は水素と酸素を化学反応させて電気を作る燃料電池を搭載し、モーターで走行するクルマ。燃料に一酸化炭素や二酸化炭素がないため排気ガスが発生せず、排出されるのは水だけ。「究極のエコカー」といわれている。環境対応を進める国の政策もあり、価格は補助金を使えば約520万円に抑えられる。人気は高く、納車まで1~2年待ちともいわれている。
 量産化でトヨタに後れを取ったホンダも、15年度中に国内での燃料電池車発売を目指す。車両の投入とともに、独自の高圧水電解システムを採用したパッケージ型の水素ステーションの普及を図る。クルマの販売だけでなく、高効率なインフラの普及を同時に推し進める方針だ。………