2015年

1月

27日

特集:自動運転・AI・ロボット 人工知能(AI) 2015年1月27日号

 ◇米巨大IT企業の覇権争い グーグルの攻勢、逆襲のIBM

大堀達也
(編集部)

 人工知能(AI)の世界的な開発競争が本格化している。先行するのは米国。グーグル、マイクロソフトといった巨大IT企業が軒並みAI分野に参戦。優れたAI研究を行っているベンチャーに巨額を投じて、次々と傘下に収めている。

 彼らがAIに注力する理由は、AIが人間の知的労働の大部分を代替する可能性を持ち、製造、流通、小売り、医療、法律、教育など、ほぼすべの産業構造を変えるかもしれないからだ。それはすなわち、AIが大きな利益を生み出すことを意味する。そうした中、日本にもAIを駆使して既存のビジネスを一変させる、画期的な技術を生み出したベンチャーが出てきている。
 近年、AIが注目されている背景には、21世紀に入り自然環境や人間活動を感知するさまざまセンサーが広く普及し、それに伴いビッグデータ社会が出現したことがある。今、そこから価値を生み出すための「頭脳」が必要とされているのだ。………