2015年

2月

03日

エコノミストリポート:弁護士業界 2015年2月3日特大号

 ◇「アンダーソン・毛利・友常」が2位浮上 大手の規模拡大競争が始まる

秋本裕子(編集部)
磯山友幸(ジャーナリスト)

 大手法律事務所のアンダーソン・毛利・友常法律事務所(以下アンダーソン)と、外資系中堅法律事務所のビンガム・坂井・三村・相澤法律事務所(同ビンガム)が今年4月をメドに統合し、新生「アンダーソン・毛利・友常法律事務所」が誕生する。ビンガム側から60人余りの弁護士が合流することで、統合後の弁護士数は370人を超え、現在国内5位のアンダーソンが2位に浮上する。大手法律事務所が関係する久々の大型統合であり、今後も大手事務所間で規模をめぐる火花が散ることになりそうだ。

 ◇1カ月での合意

 発端は2014年11月、ビンガムの提携先である米法律事務所ビンガム・マカッチェン・ムラセが、米法律事務所モルガン・ルイスに吸収されたこと。それに伴い、ビンガムはモルガン・ルイスと提携するのか、別の道を選ぶのかという判断を迫られた。………