2015年

2月

10日

結婚:未婚、離婚、死別で1人暮らし 2015年2月10日号

 ◇増える中高年のパートナー探し

小谷みどり
(第一生命経済研究所主任研究員)

 ここ数年、新たなパートナーと暮らし始める中高年が増えている。厚生労働省「人口動態統計」によれば、2012年に同居生活を開始して、届け出をした人は、50歳以上の男性で2万5514人、女性で1万3518人いた。50歳以上で結婚した人は2000年ごろから急増しており、なかでも65歳以上での結婚は、男女ともに1990年時点から倍増している。

 ◇5人に1人が50歳で未婚

 この背景には、未婚、離婚、死別などで、配偶者のいない中高年が増えている現状がある。
 50歳時点で一度も結婚経験がない人の割合を示す生涯未婚率は、10年に男性で20・14%、女性で10・61%だった。特に90年以降、結婚経験のない男性が急増している。
 一方で、熟年離婚も増えた。「人口動態統計」によれば、12年に50歳以上で離婚した人は、男性で3万5866人、女性で2万2747人。00年の熟年離婚の数は、90年と比べ約4倍に達している。………