2015年

3月

03日

特集:とことん分かる低金利 学習編 2015年3月3日特大号

 ◇Q&A 知っておきたい金利の基礎知識 金利が分かれば経済が分かる

中川美帆(編集部)
監修=上野泰也(みずほ証券チーフマーケットエコノミスト)

Q 金利って何? どんな種類があるの?

A 金利とは単純に言うと、お金の貸借料のこと。借りたお金を返す際、貸手の「我慢料」や、貸してもらった「お礼」を上乗せして支払う。その分を金利という。金利の水準は「需給バランス」で決まる。お金を借りたい人が、貸したい人より多くなれば、お金の需要が増えて、金利は上がる。また、一般的に、借りる期間が長いほど、借り手の信用度が低いほど、金利は高くなる。

 身近な金利は、銀行の金利だろう。銀行は、預金者や金融市場(機関投資家などプロの貸手と借り手がお金を融通し合う場所)からお金を調達して、企業などに貸している。銀行は、金融市場の金利を基準にして、銀行の利益を上乗せし、預金や住宅ローンの金利を決める。そのため金融市場の金利が上がると、預金や住宅ローンの金利も上がる。
 このほか金利には、日本銀行(日銀)などの中央銀行が、民間銀行などと取引する際の金利である「政策金利」もある。………