2015年

4月

21日

ワイドインタビュー問答有用:ニート株式会社の仕掛け人=若新雄純、人材・組織開発プロデューサー 2015年4月21日特大号

聞き手=柳沼倫彦(ジャーナリスト)


 多様な働き方を模索する実験的なプロジェクトを手掛ける若新雄純さん。社会や組織になじめなかった自らの体験が活動の原点にある。

 ◇「組織になじまない人でも働ける環境が必要」

 ◇「自意識過剰で社会に違和感を抱いていた。その理由を突き詰めたかった」


── 2013年11月にニート(NEET)株式会社を設立しました。どういう会社ですか。

若新 NEETはもともと英国で生まれた言葉で、Not in education, employment, or trainingの略です。教育を受けていないし、職にも就いていない人を意味しています。

 ニート株式会社は約160人の取締役全員がニートという実験的な会社です。雇われてしまうとニートではなくなってしまうので従業員は1人もいません。会社の株は代表取締役会長を務めている僕と、株を持てない生活保護受給者を除く、すべての取締役が平等に持っています。基本給はなくて、あるのは成果に応じた役員報酬だけ。登記上の事業の目的は一切の事業としています。………