2015年

5月

19日

特集:アジアインフラ争奪 東西・南部経済回廊で物流改善 2015年5月19日号

◇ミャンマーの整備がカギ


中川 美帆

(編集部)


 カンボジア南東部のメコン川に架かる長さ2・2㌔の斜張橋「つばさ橋(ネアックルン橋)」が4月に開通した。取り付け道路を合わせると全長5・4㌔に及ぶこの巨大な橋は、日本の政府開発援助(ODA)による無償供与約120億円で、三井住友建設が施工。「最盛期には、カンボジア人を中心に1日当たり約1000人が作業した」(同社の杉尾裕嗣常務執行役員国際支店長)。

 橋が開通したことにより、タイからカンボジアを経て、ベトナム南部の商業都市ホーチミンに至る、全長900㌔強の「南部経済回廊」がつながった。橋ができるまではフェリーで向こう岸に渡らなければならず、渡り終えるまで数時間かかることもあって、物流を大きく制限していた。・・・・・・・・・