2015年

6月

30日

ひと&こと:マウント・ゴックス破産処理 2015年6月30日特大号

 ◇少数債権者に望外の恩恵


 昨年破綻したビットコインの取引所「マウント・ゴックス」運営会社のMTGOX(東京都渋谷区)の破産処理で、今秋にも債権者への分配が開始される見通しとなった。だが破産債権の届け出に応じる債権者は少なく、もとの保有枚数よりも多めにビットコインが分配される可能性が出てきた。

 債権を届け出たのは債権者12万7000人中「わずか3000人程度」(マウント・ゴックス関係者)。債権者の99%以上が海外在住の外国人のため届け出が遅れているとみられる。9月の期限までに届け出ない債権者が多い場合、少数の債権者で分配することになり、分配率が100%に近づく可能性がある。

 債権者は破綻時点のレート(1BTC=約5万円、BTCはビットコインの単位)で申請し、受け取りは現金かビットコインのいずれかを選択できる。ビットコインで受け取る場合、現在のレート同約3万1500円で換算すると、1・5BTC分に相当する。ビットコインは根強い人気があり、将来レートが上昇すれば含み益も期待できるという。