2015年

7月

14日

週刊エコノミスト 2015年7月14日号

定価:620円(税込み)

発売日:2015年7月6日

 ◇特集:今が買い!株・投信 2015年7月14日号

 ◇日経平均株価に上昇余地 投信残高は初の100兆円超え


秋本裕子(編集部)


 6月末、世界中にギリシャ・ショックの衝撃が走った。

 ギリシャの債務不履行(デフォルト)懸念を受け、日経平均株価は6月29日、今年最大の下げ幅になる前週末終値比596円安の2万109円まで下落。中国でも上海総合指数が同3・34%下落し、27日に発表した中国人民銀行による利下げ効果を打ち消した。株安は地球を一回りして、ニューヨーク株式市場でもダウ工業株30種平均が大幅反落し、同350・33㌦安の1万7596㌦と約5カ月ぶり安値をつけた。

 

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ピックアップ

経営者:編集長インタビュー

 ◇押味至一 鹿島社長

 ◇現地法人活用し海外売上高アップ


 大手ゼネコン、鹿島の2014年度決算は、連結売上高1兆6936億円、連結営業利益126億円、単体では180億円の営業赤字となった。北アフリカのアルジェリアに約400㌔の高速道路を造る工事で、発注者であるアルジェリア公共事業省からの代金支払いが滞り、損失を引き当てたことが響いた。


── 厳しい決算となりました。

押味 社長交代に向け、14年度決算でいろいろな準備をしてもらい、引き継ぎました。徹底して損失を引き当てたので、外から見たら相当厳しい決算に映るでしょうが、これからに期待されてスタートを切った、と捉えてもらえれば。

 アルジェリアの高速道路工事は(代金支払いを求め、国際仲裁裁判所に発注者を提訴し)調停中のため、粛々と解決していくしかありません。代金を支払ってもらえなくてもいい、というのではなく、後ろの憂いをなくし、全力で調停を戦っていくという覚悟のため、損失を引き当てました。

 

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ワシントンDC

 ◇10年で3倍に増えた学生ローン 住宅ローンに次ぐ米国民の借金


秋山勇

(前伊藤忠インターナショナル会社ワシントン事務所長)


 2016年大統領選挙のキャンペーン活動が熱を帯びてきた。民主党の大本命ヒラリー・クリントン氏は大規模な聴衆を集めた演説会を開始。共和党は前評判の高いジェブ・ブッシュ氏が満を持しての正式な出馬宣言をしたが、既に十数人の候補者が名乗りを上げるという大混戦の模様だ。これから候補者たちは、メディアや有権者が注視するなか、政治・経済・外交・社会問題など、幅広い分野に関するおのおののビジョンを発信しつつ、約1年半に及ぶ選挙戦を展開させる。

                              

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