2015年

8月

11日

週刊エコノミスト 2015年8月11・18日合併号

定価:720円

発売日:2015年8月3日

 ◇特集:戦後70年 日本経済の歴史と未来

 戦後、経済で輝いた日本 バブル崩壊が転換迫る


 戦後の70年間を振り返ってみると、焼け野原となった敗戦の1945年から、日本は驚異的なスピードで復興を遂げていった。

 敗戦からわずか11年後の1956年、経済白書は「もやは戦後ではない」と書いた。14年後の1959年には東京オリンピックの開催が決まる。1964年、日本は戦後19年でアジアで初めてのオリンピックを開いた。同年には東海道新幹線も開通。時速210㌔、3時間10分で東京─新大阪間を結ぶ。現在欧州や中国の都市間輸送で高速鉄道は大きな役割を担うが、日本の技術がその先陣を切った。

 

 

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ピックアップ

経営者:編集長インタビュー

 ◇中山讓治 第一三共社長

 ◇特許切れ乗り越え売上高1兆円目指す


 武田薬品工業、アステラス製薬に次ぐ国内製薬3位の第一三共。2015年3月期の業績は、売上高が前期比2・3%増の9194億円、営業利益は同34・1%減の744億円と、増収減益だった。

── 好調な事業は何ですか。

中山 国内の薬価改定によって、売り上げが302億円減少しましたが、そのマイナス分をカバーするくらいの成果がありました。例えば、「ネキシウム」という逆流性食道炎などを治す薬が、11年の発売開始から短期間でシェアトップに達し、15年3月期も好調でした。

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ワシントンDC

◇米国とブラジルが歩み寄り

◇貿易促進や気候変動対応で連携


須内 康史

(国際協力銀行ワシントン首席駐在員)


 一時期波風が立った米国とブラジルの関係が元に戻りつつある。6月末には首脳会談がホワイトハウスで行われ、会談後の共同記者会見で、ブラジルのルセフ大統領は「オバマ大統領を信じる」と語り、オバマ米大統領も「ルセフ大統領を全面的に信頼している」と応じた。


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