2015年

9月

29日

週刊エコノミスト 2015年9月29日号

定価:620円(税込)

発売日:2015年9月18日


 ◇再び円高になる可能性はある?

 ◇米利上げ先送りが引き金に


秋本裕子

(編集部)


 外国為替相場が変調をきたしている。ドル・円レートは8月24 日、1㌦=119円近辺で推移していた相場が突然、一時116円台まで円高が進行。8月半ばの124円台からは8円も急騰したことになり、2008年のリーマン・ショック時に匹敵するほどのジェットコースター相場だった。

 

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ピックアップ

経営者:編集長インタビュー

 ◇森田耕太郎 サカタインクス社長

 ◇機能を「塗る」無色透明インキの開発に取り組む



 新聞印刷向けインキ会社として1896(明治29)年に創業。2015年3月期の売上高は1465億円、経常利益は93億円で、インキ売上高では国内3位につける。新聞印刷のほか、雑誌やカタログなどのオフセット、商品包装フィルム用のグラビア、そして段ボールなどに印刷するフレキソの4分野の印刷インキを手がける。

── 売り上げの半分を海外で稼いでいます。

森田 北米、欧州、アジアなど16カ国で展開しています。海外で最も売り上げが大きいのは北米で、当社の売り上げの26%を占めます。北米は景気回復にあわせてインキ需要が拡大中です。ウィスコンシン州の工場がフル稼働状態のため、今年2月に第2工場を新設しました。

 

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ワシントンDC

 ◇収監受刑者の増加で刑事司法制度を改革


三輪裕範

(伊藤忠インターナショナル会社ワシントン事務所長)


 大統領制の米国では、日本や英国のような議院内閣制の国と異なり、所属議員に対する政党の拘束力があまり強くない。そのため以前は、各議員が所属する政党の見解から離れて、議員独自の考えに基づき投票することが多かった。特に外交や安保問題など、国家の存立に関わるような重要問題については、政党の枠を超えた超党派行動をとることが少なくなかった。


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