2016年

1月

12日

週刊エコノミスト 2016年1月12日特大号

定価:670円(税込み)

発売日:2016年1月4日

特集:これじゃ食えない!

     会計士・税理士・弁護士

 

◇資格だけでは「もう食えない」

◇勝ち負けの差がより鮮明に

 

秋本裕子/酒井雅浩

(編集部)

 

 会計士、税理士、弁護士は今も難関試験で知られるが、ただ資格を手にしただけで「食えた」時代はもう終わった。仕事の内容は激変している。何に取り組むべきなのか――。 2015年12月、「士(さむらい)業」と呼ばれる人の一部で、ある調査結果が話題になった。それは、野村総合研究所が公表した「人工知能(AI)やロボットなどによる代替可能性が高い100種の職業」。人工知能で代替可能な仕事の一つに「会計監査係員」、つまり会計士が挙がったからだ。

 

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ピックアップ

経営者:編集長インタビュー

山田 義仁 オムロン社長

◇山田義仁 オムロン社長

◇技術で社会的課題を解決する

 

── オムロンとはどんな会社ですか。

山田 一言で言えば技術にこだわりを持っているユニークな会社です。我々はセンシングとコントロール(制御)の技術を徹底的に進化、深化させてきました。その技術に支えられ、血圧計などのヘルスケア事業、自動改札機などの社会システム、環境関連のパワーコンディショナー(電圧調整器)、ファクトリー・オートメーション(FA)など、多様な事業をグローバルに展開しています。

── センシングとセンサーの違いはなんですか。

山田 センサーは情報を感知するデバイスです。それを価値に変えるアルゴリズム(計算方法)、ソフトのプログラムが重なって初めてセンシングになる。血圧計はセンサーで脈の圧力の変化を取る。その圧力を老若男女、太っていても、正確に血圧値に変換できる技術を持っているのがオムロンの強みです。

                            

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ワシントンDC

◇米州開発銀行の挑戦

◇中南米の成長狙い民間部門再編

 

安井 真紀

(国際協力銀行ワシントン首席駐在員)

 

 ラテンアメリカ・カリブ(LAC)諸国の経済・社会発展への貢献を目的として、1959年に設立された国際開発金融機関の米州開発銀行(IDB)は、2016年1月、民間部門向け教務を再編する。

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