2016年

4月

26日

週刊エコノミスト 2016年4月26日号

定価:620円(税込)

発売日:2016年4月18日

特集:マイナス金利に勝つ!資産運用

 

◇個人向け国債の人気に火

◇「金利」に群がるマネー

 

桐山 友一/種市 房子(編集部)

 

 個人のマネーが「金利」を求めてさまよっている。

 鳥取銀行のインターネット支店「とっとり砂丘大山支店」で取り扱う定期預金。日銀がマイナス金利の導入を決めた直後の2月、新規預け入れ額は前月比2・7倍に急増した。その時の金利は1年物の「大山定期」(1口500万円)で0・40%、「砂丘定期」(同300万円)で0・35%、「らくだ定期」(同100万円)が0・30%。マイナス金利で多くの銀行が定期預金金利を0・01%へと引き下げるなか、同支店の“高金利”に預金者が殺到した。「2月は問い合わせの電話も鳴りっぱなしでパンク状態。これほど反響が大きいとは……」(鳥取銀行経営統括部)と驚く。2月の新規預け入れのうち、鳥取県外からが96%。特に関東圏からが5割を超えている。

 

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ピックアップ

経営者:編集長インタビュー

 ◇エバ・チェン トレンドマイクロ社長

 ◇情報セキュリティーは絶えず進化している

 

 1991年に発売を開始したセキュリティーソフト「ウイルスバスター」が国内市場で高いシェアを誇る。

 

── ウイルスバスターを普及させるまで、どのような苦労がありましたか。

 

チェン なぜセキュリティーソフトが必要なのかということを顧客が認識していなかったので、まず最初に重要だったのは危険性を周知することでした。

 

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ワシントンDC

 銀行委で1年ぶり人事承認

 政府と議会が落としどころ模索

 

安井 真紀

(国際協力銀行ワシントン首席駐在員)

 

 米国上院の銀行委員会は3月10日、財務省のテロ・金融犯罪担当次官として、アダム・ズービン氏を承認した。銀行委員会での人事承認は1年ぶりだ。ズービン氏は、15年4月にオバマ大統領からテロ・金融犯罪担当次官に指名された。今後、上院本会議の承認を経て、正式に次官に就任する予定だ。

 

 

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