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2017年

7月

04日

週刊エコノミスト 2017年7月4日号

特別定価:670円

発売日:2017年6月26日

 

認知症に克つ 

 

2025年高齢者5人に1人 

「人類最大級の病」に

超高齢化時代を目前に、日本は認知症という重大な問題に直面しようとしている。認知症の国内患者数は462万人(2012年、推計値、20ページ図2)で、25年には約700万人に増加すると予想されている。この時、65歳以上の高齢者に占める割合は現在の7人に1人から、5人に1人へと上昇する。

 認知症は、社会的、経済的に深刻な影響をもたらす点が、他の病気と大きく異なる。特効薬のない認知症は、在宅または施設での継続的な介護が必要になるためだ。

 国際アルツハイマー病協会によると、世界の認知症患者数は15年の4680万人。認知症の治療や介護にかかるコストは、15年の8180億ドル(約91兆円)から、18年には1兆ドル(約111兆円)を超えるとの推計もある。認知症は「人類社会を滅ぼす病」と言える。続きを読む


2017年

6月

27日

週刊エコノミスト 2017年6月27日号

定価:620円

発売日:2017年6月20日

 

AIで増えるお金と仕事

 

◇誰でもAIで“賢い”投資家

  ◇ロボアドバイザーが自動で運用

 

 AIがお金の世界を「民主化」しようとしている。ファイナンシャルプランナー(FP)やファンドマネジャーなどの金融専門家の能力をAIに置き換え、富裕層しか受けられなかった金融サービスを一般のサラリーマン層や若年層に提供しつつある。

「運用開始以来の利回りは年率4~5%。英国のEU離脱の影響で、一時、利回りはマイナスになる場面もあったが、その後は安定的に推移している」──。都内に住むITエンジニアの徐聖博さん(28)は満足そうに語る。続きを読む


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2017年

6月

20日

週刊エコノミスト 2017年6月20日号

特別定価:670円

発売日:2017年6月12日

 

CIAと英公文書が明かす

 

東芝と経産省

失敗の本質

 

官民もたれあいに沈んだ東芝

「(株)ニッポン」モデルの終焉

 

 東芝の現在の経営危機を招いた原因のひとつは、2006年の米原子力会社ウェスチングハウス(WH)買収であることは論をまたない。

 WH買収の25年前にあたる1981年8月11日、米中央情報局(当時はDCI、現在はCIAに統合)は報告書『ゼネラル・エレクトリック(GE)の原子力発電製造中止の影響』をまとめた。

 A4用紙2枚の簡略な報告書は、機密指定もない。しかし、その内容は今日の我々を驚かせる。

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2017年

6月

13日

週刊エコノミスト 2017年6月13日号

定価:620円

発売日:2017年6月5日

 

有機EL・半導体バブル 

 

スマホ画面の主役が交代

投資ブームに火がついた

 

「有機EL投資ブームに火がついた。工程上、有機ELは液晶よりパネル製造装置を数倍多く使う。装置メーカーは関連投資で恩恵を受け活況だ」。野村証券の和田木哲哉マネージング・ディレクターは、こう指摘する。

 ローツェ(証券番号6323)、アルバック(同6728)、ブイ・テクノロジー(同7717)──。ディスプレーパネル製造装置株が、今年に入って相次いで上場来高値を更新した(株式分割を考慮したベース)。株高を支えるのは、相次ぐ装置受注や好調な業績だ。各社は、受注案件の納入先や装置の種類など詳細を開示していないが、市場では「有機ELパネルメーカーからの旺盛な受注」というのが一致した見方だ。続きを読む


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2017年

6月

06日

週刊エコノミスト 2017年6月6日号

定価:670円

発売日:2017年5月29日

お金が増える

フィンテック 

 

◇おつりを投資に回す

◇意識せずに資産を増やす

 

 知らないうちに自分のお金が投資に回って、資産が増えている──。

 

 フィンテックのベンチャー、トラノテック(東京都港区)は、買い物をするたびにおつりが自動的にたまっていき、投資に回るウェブサービス「トラノコ」を開発した。買い物時、現金で払うとおつりが来るが、スイカやパスモなど電子マネーのカード払いでは、おつりが発生しない。

 そこでトラノコでは、「おつり相当額」という「仮のおつり」を算出する。例えば、喫茶店で税込み380円のコーヒーを買う場合、400円との差額の20円をおつり相当額とするのだ。続きを読む


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2017年

5月

30日

週刊エコノミスト 2017年5月30日号

定価:620円

発売日:2017年5月22日

 

今から始める

 

長期投資

 

◇積立NISAで広がるか

◇積立投資による長期運用

 

 2018年1月、少額投資非課税制度(NISA)の積み立て運用版である「積立NISA」が始まる。現行のNISAは非課税期間が5年間と長期運用には向いていない。積立NISAでは期間を20年に拡大するなど、長期の資産形成のための制度になっている。

 

 現行NISAの口座開設数は16年末で1069万口座。だが実際に株式などの運用に使われている口座は全体の半数に満たない。

 

 そうした事情から、「これまで投資してこなかった人の利用も念頭に創設した」(金融庁)のが積立NISAだという。続きを読む


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2017年

5月

23日

週刊エコノミスト 2017年5月23日号

発売日:2017年5月15日

特別定価:670円

 

ザ・名門高校

 

 本誌は2012年7月3日号から、社会に有為な人物を輩出する高校を取り上げる「名門高校の校風と人脈」の連載を続けている。4年半に及ぶ取材を基に、傑物を生む「名門高校」の本質は、その教育姿勢と年輪にあると分析する。

◇ノーベル賞を取れない東京の高校

◇確かな年輪を重ねる名門

 

 日本のノーベル賞受賞者は、2016年12月に福岡(福岡県立・福岡市)出身の大隅良典が医学生理学賞を受賞し、米国籍の2人を含めて累計25人となった。

 25人の出身高校に注目すると、東京都内の高校を卒業したのは、利根川進ただ1人だ。都内には、国公立、私立の進学校がひしめいているにもかかわらずだ。続きを読む


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2017年

5月

16日

週刊エコノミスト 2017年5月16日号

発売日:2017年5月8日

定価:620円

 

まるかじり

 アップル株と世界経済

 

◇時価総額は80兆円

◇アイフォーンが経済を変えた

 

「株価は150ドルを予想」(米ゴールドマン・サックス証券)「目標株価を161ドルに引き上げる」(米モルガン・スタンレー証券)──。

 

米国の株式市場はアップル株の話題で持ち切りだ。年初の株価は110ドル台だったが、その後、じりじりと上昇し、4月4日には144・77ドルの過去最高値を更新、時価総額は世界一で、日本円で約83兆円になった。国内総生産(GDP)世界17位のオランダの経済規模を上回る。

 材料は今秋に3年ぶりの全面改良が見込まれる新型iPhone(アイフォーン)だ。続きを読む


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2017年

5月

09日

週刊エコノミスト 2017年5月2・9日合併号

発売日:2017年4月24日

特別定価:720円

ビジネスマンのための資本主義入門

 

今、問い直す資本主義

経済学と哲学で説く新境地 

 

特別対談

萱野稔人×吉川洋

 

◇萱野稔人・哲学者、津田塾大学教授

「資本主義が内在する危機を人類は常に乗り越えてきた」

 

◇吉川洋・経済学者、立正大学教授

「我々は資本主義に対してアレルギーを持っている」

 

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2017年

4月

25日

週刊エコノミスト 2017年4月25日号

定価:620円

発売日:2017年4月18日

 

空爆 テロ 欧州

◇米国vs北朝鮮でリスクオフの円安到来

 

米中首脳会談が開かれた4月6日、米国がシリア攻撃に踏み切った後、次のターゲットして注目されるのが北朝鮮だ。米国は、核開発を続け、ミサイルの発射実験を繰り返す北朝鮮に対して、友好国である中国が抑え役としての役割を果たすように強く働きかけた。シリア攻撃は、「中国が動かないなら、米国自らがやる」という強い意志を見せ付けたと解釈されている。

 実際、米軍はシリア攻撃後、朝鮮半島近海に空母を派遣。トランプ米大統領が自身のツイッターで中国抜きでの武力行使も辞さないことを示唆するなど「北朝鮮包囲網」を築きつつある。

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2017年

4月

18日

週刊エコノミスト 2017年4月18日号

特別定価:670円

発売日:2017年4月7日号

 

人手不足ですが何か?

 

◇バブル期並みの水準

◇自動化と職場改善で解消

 

「オーダー入りました!」

 3月30日正午前、東京都大田区のJR大森駅近くにあるリンガーハット大森店ではホール担当の店員から大きな声が飛んだ。お昼時の店内はほぼ満席。木原兼士店長(43)は厨房(ちゅうぼう)内の機械に表示された注文を見て、看板メニューの長崎ちゃんぽんを四つの鍋で同時に作り始めた。(全文を読む


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2017年

4月

11日

週刊エコノミスト 2017年4月11日号

定価:620円

発売日:2017年4月3日

固定資産税の大問題

 

◇売れない土地にも固定資産税

◇誤りの指摘にも負担大きく

 

 リアス式の地形が広がる長崎県佐世保市。造船中堅の佐世保重工業の工場に程近い住宅地の一角に、東京都の40代女性が相続した土地がある。広さは約350平方メートルの更地。幹線道路からは一段低い場所にあり、車は入れず階段でしか下りられない。女性は地元の不動産業者に仲介を依頼したが、色よい返事はもらえない。数年前から「タダでもいいから譲りたい」と地元のコミュニティーサイトで呼びかけてもみたが、引き取り手は現れないまま。女性は今、譲渡をあきらめている。

 それでも、同市から昨年、送られてきた固定資産税の課税明細書には、土地の固定資産税評価額が約343万円と記載。全文を読む


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2017年

4月

04日

週刊エコノミスト 2017年4月4日号

特別定価:670円

発売日:2017年3月27日

 

ハウジング プア

 

急増する空き家、介護難民、住宅ローン返済に苦しむ40~50代、一生借家住まいの若年層、増加が懸念されるホームレス・・・・・・脇目も振らず「持ち家取得」に邁進してきた日本社会は、「ハウジング プア」とも言うべき新たな問題に直面している。

 

◇失われる「居住の安全安心」

◇住宅確保に困窮する若年層

平山洋介(神戸大学教授)

戦後日本を特徴づけたのは、「持ち家世代」の出現であった。経済の目覚しい成長のもとで、中間層が拡大し、持ち家取得が可能な世帯が増えた。全文を読む


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2017年

3月

28日

週刊エコノミスト 2017年3月28日号

定価:620円

発売日:2017年3月21日

 

歴史に学ぶ

良い貿易、悪い貿易

 

◇自由貿易にウンザリ 沈みゆく中間層

 

「米中で貿易戦争が起きれば真っ先に被害に遭うのは米企業だ」。中国で3月15日に閉幕した全国人民代表大会後の会見で、李克強首相は、米国で高まる保護主義の動きをけん制した。

 トランプ米大統領は、昨年の選挙期間中から「自由貿易が米国の中間層を没落させた」と繰り返し主張し、とりわけ巨額の対米貿易黒字を計上する中国を名指しで批判してきた。

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2017年

3月

21日

週刊エコノミスト 2017年3月21日号

特別定価:670円

発売日:2017年3月13日

 

為替2017

 

◇ドル高と円高の狭間で揺れる市場

◇トランプリスクが為替相場かく乱

 

 為替市場参加者の「揺れる心理」がうかがえるデータがある。米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の円先物相場の取引の推移を見ると、2月28日現在でドルに対しての円のロング(買い)ポジション2万9012枚に対し、円のショート(売り)7万9029枚と5万枚以上の売り越しだった。

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2017年

3月

14日

週刊エコノミスト 2017年3月14日号

定価:620円

発売日:2017年3月6日

 

資源総予測

2017

 

◇米中のオールドエコノミー回帰

◇インフレ懸念でマネーは資源に

 

1兆ドル(約113兆円)のインフラ投資──。トランプ米大統領は2月28日の上下両院合同会議での演説で、改めて公約の実現に意欲を示し、議会に協力を求めた。

 大規模なインフラ投資が実際に実施されることになれば、鉄鋼や銅などの資源需要は大幅に伸び、米国内の重厚長大産業は大きな恩恵を受けることになるだろう。全文を読む


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2017年

3月

07日

週刊エコノミスト 2017年3月7日号

定価:620円

発売日:2017年2月27日

 

 高値からの

株・債券・為替

 

◇NYに追い付けない日本株

◇大型株避け活況の中小型

 

米株価の勢いが止まらない。2月22日のニューヨーク株式市場では、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日比0・2%高の2万775・60ドルと、9営業日連続で史上最高値を更新。連続での最高値更新は実に約30年ぶりという。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数と、大型株中心のS&P500株価指数は反落したものの、いずれも最高値圏で推移する。高値づかみはしたくないが、この先の上昇を指をくわえて見ているのもつらい。全文を読む


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2017年

2月

28日

週刊エコノミスト 2017年2月28日号

特別定価:670円

発売日:2017年2月20日

 

 弁護士

VS

会計士 司法書士

弁護士、公認会計士、司法書士は、難関国家資格の

「士(さむらい)業」の代表格だ。司法制度改革後に右肩上がりで増えた結果、同じ資格同士だけでなく、隣接士業の仕事を食い合う仁義なき戦いを繰り広げる。

 

 弁護士は従来の民事・刑事から、企業の経済活動に伴う「企業法務」に勢力を拡大した。企業・経済の成

長が伸び悩む中、もともと企業に強かった会計士と市場でぶつかるようになった。企業統治(コーポレート

ガバナンス)の重視による社外取締役、監査役はその主戦場だ。全文を読む


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2017年

2月

21日

週刊エコノミスト 2017年2月21日号

特別定価:670円

発売日:2月13日

 

 2017

中国ショック

 

◇激烈! 米中チキンレース 

◇報復合戦の泥沼化リスク

 

中国が、トランプ米新政権に大きく揺さぶられようとしている。

 年間28兆円の対米貿易黒字を計上する中国──。これに対してトランプ氏は、大統領選挙中、45%の関税を課したり、意図的に通貨安にしたりして輸出を増やす「為替操作国」に指定すると警告してきた。中国に厳しい姿勢で知られるカリフォルニア大学のナバロ教授が貿易政策を統括する新設の「国家通商会議」のトップに就任するなど、新政権の中枢を対中強硬派で次々と固めている。全文を読む

 


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2017年

2月

14日

週刊エコノミスト 2017年2月14日号

発売日:2017年2月6日

定価:620円(税込み)

 

電池バブルがキター!

 

◇リチウム電池が急拡大

◇世界の車が電動化する

 

 電池関連企業の業績が好調だ。

 日立化成は1月25日、2017年3月期連結の最終利益予想を395億円(前年同期比2・6%増)に上方修正した。従来予想は前年比9・1%減の350億円だったが、足元の好業績を反映して一転、増益となった。

 売り上げ増の中で目を引くのが、同社が世界シェアトップを誇るリチウムイオン電池用の負極材の伸びだ。全文を読む


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2017年

2月

07日

週刊エコノミスト 2017年2月7日号

特別定価:670円

発売日:2017年1月30日

 

 

  電気代は税金となった

◇政府が繰り返す責任逃れ

◇際限なく増える国民負担

 東京電力福島第1原発の事故処理費用が膨張を続けている。2016年12月、経済産業省は13年12月の見積もりである11兆円のほぼ2倍となる21・5兆円との試算を公表した。

 

東電による費用負担がはるかに限界を超える中、政府は新たに国民に負担を求める「東電改革案」をぶち上げた。

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2017年

1月

31日

週刊エコノミスト 2017年1月31日号

定価:620円

発売日:2017年1月23日

 

徴税強化2017

 

◇国税「国際戦略プラン」の本気

◇海外資産、富裕層がターゲット

 

国税が富裕層の資産・所得の捕捉を強化している。特に最近、力を入れているのが、海外での資産・所得隠しの把握だ。

 

関東に住む60代の男性のもとに昨年12月、税務署から書類が届いた。封を開けると、「国外送金等に関するお尋ね」と記された文書。「税務署では、国外で得た所得があるか等を確認するために、国外送金等を行っている方にその送金の内容をお尋ねさせていただいております」──。全文を読む


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2017年

1月

24日

週刊エコノミスト 2017年1月24日号

特別定価:670円(税込み)

発売日:2017年1月16日

 

トランプ襲来!

 

「介入主義」で米製造業の衰退が始まる

吉松崇(経済金融アナリスト)

ドナルド・トランプ氏が1月20日の米大統領就任を前に、早くもツイッターなどを駆使して世界を動かしている。

 米自動車大手、フォード・モーターは、メキシコの新工場建設計画について、トランプ氏から「恥知らず」「高い関税をかける」などと再三批判され、1月3日、ついに計画撤回を発表した。トランプ氏はこれに「感謝する」と応じたのもつかの間、今度はゼネラル・モーターズ(GM)に対して同日、「メキシコで生産した小型車を関税なしで米国に送っている。米国で生産しろ。さもなければ高い関税を払え」と脅した。

 矛先は日本にも向いた。

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2017年

1月

17日

週刊エコノミスト 2017年1月17日号

定価:620円(税込み)

発売日:2017年1月10日

 

このテーマが来る!?

2017 12技術103銘柄

  

2017年の株式市場で急上昇する銘柄は──。

 

結論から言えば、IoT(モノのインターネット)分野のクレスコ、「フィンテック(金融とITの融合)」分野のラクス、自動運転分野のパスコ、「アグテック(農業のIT化)」分野の井関農機など、技術銘柄が“大化け”する潜在能力を秘めていそうだ。

 

この銘柄群は、茫洋(ぼうよう)とした期待がいつはじけるか分からない「トランプ・リスク」への耐久力があるとも言える。 もっと読む


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2017年

1月

10日

週刊エコノミスト 2017年1月3・10日合併号

特別定価:720円

発売日:2016年12月26日

2017

世界経済総予測

 

◇米国に吸い寄せられるマネー

◇警戒される「ブラックスワン」

 

中国の招商銀行が、12月中旬に売り出したドル建て年利2・37%の理財商品は60秒で完売──。

 

米大統領選後のドル高・人民元安を受けて、中国で人民元からの資本逃避が加速している。リアルな金融商品ばかりではない。仮想通貨のビットコインにまで殺到している。取引高は過去最高を更新した。それに貢献したのが、中国マネーだった。 続きを読む

 


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2016年

12月

27日

週刊エコノミスト 2016年12月27日号

特別定価:670円(税込み)

発売日:2016年12月19日

2017

日本経済総予測

 

◇トランプでゲームチェンジ

◇米好景気で日本の内需拡大へ

 

「トランプで流れが変わった」「今がチャンスだと思って来た」

 野村証券グループが12月13~14日に東京国際フォーラムで開いた資産運用フェアには、同様の開催形式になった2012年以降で過去最高となる約1万4300人が訪れた。来場した個人投資家からは、大規模なインフラ投資や減税政策を進めるとするドナルド・トランプ次期米大統領の経済政策「トランプノミクス」に期待する声が相次いだ。続きを読む

 


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2016年

12月

20日

週刊エコノミスト 2016年12月20日号

定価:620円(税込み)

発売日:2016年12月12日

 

特集 粉飾 ダマし方見抜き方

 

 ◇進む「日本企業の劣化」

 ◇経営者の悪意排除を

 

 日本の上場企業が今年1~10月に適時開示した不適切会計・経理の件数は前年同期比5件増の49件と、過去最多を更新した。本社はもとより、国内外の子会社で利益操作のための売り上げの架空計上や経費の先送りなどが相次いだ。

 

 オリンパスの粉飾事件や東芝の不正会計を受け、政府や民間レベルで企業統治改革が進められているが、上場企業の体たらくは、日本企業の国際競争力にも影を落とす。続きを読む


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2016年

12月

13日

週刊エコノミスト 2016年12月13日号

特別定価:670円

発売日:2016年12月5日

息子、娘を守れ!

  ブラック企業

 

◇命より大切な仕事はない

◇長時間労働が企業を潰す

 

「命より大切な仕事はない」

 

 電通の新入社員で2015年末に過労自殺した高橋まつりさん(当時24歳)の母、幸美さんの言葉だ。異を唱える人はいないだろう。

 

しかし日本社会は、長時間労働を許容し続けてきた

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2016年

12月

06日

週刊エコノミスト 2016年12月6日号

定価:620円

発売日:2016年11月28日

特集 オプジーボに続け!

     すごいバイオ薬

 

◇抗体医薬からペプチドへ

◇がん治療に高まる期待

 

画期的な新薬と言われる、がん免疫治療薬「オプジーボ」──。この薬は、ヒトが体内に持つ免疫細胞を活性化して、がん細胞を消滅させることを目指す「がん免疫療法」の一種であり、外科手術、放射線療法、化学療法(いわゆる抗がん剤治療)に次ぐ「第4の治療法」と期待されている。その一方で、患者1人当たり年間約3500万円という高額な薬価が問題視され、来年2月に半額になることが急きょ決まった。

 

そうしたなかで進んでいるのが、より安価で、より製造が簡単な、新しいがん免疫治療薬の開発である。続きを読む


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2016年

11月

29日

週刊エコノミスト 2016年11月29日 特大号

特別定価:670円

発売日:2016年11月21日

おカネと健康 

     都道府県ランキング

 

◇全国総合1位は福井県

◇おカネと健康いいとこ取り

 

 

県民性はあるのか。世の中にあまたある都道府県ランキングは首位がまちまちだ。統計データの分析を重ねるほど、世間が漠然と捉えている県民性と離れてしまう。

 

そこでおカネと健康に関連した統計に絞ったうえで、経済力や人口規模など個々の県民の特性が薄まらないよう統計処理した独自の都道府県ランキングで分析した結果、全国総合1位は福井県だった。

 

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2016年

11月

22日

週刊エコノミスト 2016年11月22日号

定価:620円

発売日:2016年11月14日

【緊急特集12ページ】

米大統領選

  トランプショック

 

◇大統領選で起きた民衆の反乱

◇先行き読めぬトランプ・リスク

 

「今年の大統領選挙の最終的な勝利者はドナルド・トランプ」と、予言を的中させた者がいる。人間ではない。インドで開発された人工知能(AI)システムの「MoglA」だ。

 

このAIの分析手法は、極めてシンプルだ。膨大なインターネット情報の中で一般大衆がどれだけ候補者のサイトにアクセスしたか、その定量分析をしただけ。その結果が「勝者トランプ」だった。続きを読む


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2016年

11月

15日

週刊エコノミスト 2016年11月15日号

特別定価:670円

発売日:2016年11月7日

まる分かり 北方領土&ロシア

 

◇過熱する期待にクギ刺すロシア

◇経済協力は日本の“切り札”

 

日本とロシアの北方領土交渉が世間の耳目を集め出した。仕掛けたのは安倍晋三首相本人かもしれない。

 

1956年の日ソ共同宣言調印から60周年の節目となる今年、安倍首相は地元である山口県の長門市で12月15日、ロシアのプーチン大統領と首脳会談を予定する。安倍首相はプーチン大統領との個人的な信頼関係を武器に、長年の膠着(こうちゃく)状態に突破口を開けたい意向だ。

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2016年

11月

08日

週刊エコノミスト 2016年11月8日号

定価:620円(税込み)

発売日:2016年10月31日

 

 特集 家は中古が一番

 

◇マイナス金利を生活防衛

◇中古住宅購入は確かな投資

 

賃貸か購入か。長年の論争は決着した。マイナス金利時代は、中古住宅の購入が正しい。

 

理由は日銀の金融政策だ。日銀は9月、金融政策の枠組みを変更し、「長期金利(10年物国債金利)が0%程度」になるよう国債を買い入れすることを決めた。13年4月から黒田東彦総裁が掲げた量的緩和による物価上昇率2%を達成できず、大量の国債を買い入れる「量」から「金利」へ政策手段を改めた形だ。

 

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2016年

11月

01日

週刊エコノミスト 2016年11月1日号

定価:620円(税込み)

発売日:2016年10月24日

特集

図解でわかった

東京都 カネ人脈

 

 ◇パンドラの箱を開けた小池百合子の胆力

 

横山渉(ジャーナリスト)

池田正史/谷口健/荒木宏香(編集部) 

 

「崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」。小池百合子(64)が東京都知事選出馬を表明したのは6月29日。所属する自民党都連や都議会自民党は別の候補者の擁立に向けて調整中で、小池の電撃的な出馬表明に慌てた。

 都知事選では、他の候補者よりも遅く出馬を表明する「後出しじゃんけん」が有利とも言われる。投票日近くに表明すれば、有権者により強い印象を残せるからだ。

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2016年

10月

25日

週刊エコノミスト 2016年10月25日特大号

定価:670円(税込み)

発売日:2016年10月17日

特集:半導体バブルが来る!

◇世界中のハードディスクがフラッシュメモリーに置き換わる

◇10年に1度の産業変革

 

種市房子/花谷美枝(編集部)

 

 

 米国の半導体関連株を集めたフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は過去10年間で最高値水準の800ポイント超で推移している。これに引っ張られるように、上値の重い東京市場でも半導体関連株ばかりが上がっている。半導体産業で今、何が起きているのか。

 

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2016年

10月

18日

週刊エコノミスト 2016年10月18日号

定価:620円(税込)

発売日:2016年10月11日

◇特集:さまよう石油再編 官僚たちの晩秋

◇メジャー撤退が引き金 総合エネ企業化は遠く

 

松本惇/藤沢壮(編集部)

 

 JXホールディングス(HD)と東燃ゼネラル石油、出光興産と昭和シェル石油──。2017年4月予定の統合で、「2強」体制となる日本の石油元売り業界。この再編劇は、先細りする日本市場から撤退する海外の石油メジャーが引き起こした。

 1バレル=100ドルを超える原油高を受け、海外メジャーは利益の約8割を上流部門(開発・生産)で稼いできた。だが、14年以降は世界経済の減速と「シェール革命」によって、原油市場は供給過剰となり、今年1~2月に指標となる米国産標準油種(WTI)は一時1バレル=20㌦台まで落ち込んだ。石油輸出国機構(OPEC)は今年9月、8年ぶりの減産で合意したものの、原油価格は1バレル=50ドル程度の低水準が続く。

 

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2016年

10月

11日

週刊エコノミスト 2016年10月11日特大号

特別定価:670円(税込)

発売日:2016年10月3日

特集:踊る経済統計

 

 ◇政策効果表れぬ政府の焦り

 ◇日銀vs内閣府「GDP大論争」 

 

桐山友一

(編集部)

 

 経済統計をめぐり、政府・日銀で新たな指標づくりや既存の統計の見直しなどの動きが活発化している。日本経済の実力である潜在成長率の水準が下がる中、発表されるわずかなデータの違いが、政策判断や市場に及ぼす影響は高まる一方。そればかりでなく、経済政策の「成果」としての数値が、政権の評価として選挙の結果すらも左右しかねない。だが、現実の経済の「真」の姿とは、そもそも把握が難しいもの。一足飛びの妙案はそう簡単には生まれない。

 

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2016年

10月

04日

週刊エコノミスト 2016年10月4日特大号

特別定価:670円(税込)

発売日:2016年9月26日 

 

特集:人口でみる世界経済

 

◇経済を大きく動かす人口

◇世界16カ国の人口長期予測

  

黒崎亜弓(編集部)

 

 人口の増減が経済に与える影響が大きいことをベースとした経済分析が増えている。人口はかなり確実かつ長期の予測が可能だ。人口データを基に世界経済の未来をみる。

 経済に関する指標は数多くあるが、最も確実に、かつ長期で予測できるといえるのが人口だ。同じ年に生まれた人は1年後には一つ年を重ねる。年代ごとの死亡率も、戦乱や飢餓などを除けばなだらかに推移する。

 

 

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2016年

9月

27日

週刊エコノミスト 2016年9月27日号

定価:620円(税込み)

発売日:2016年9月20日

  特集:ぶらり日本経済

 

丸の内

◇岩崎と渋沢の買収合戦 海から陸に転じた三菱

 

鹿島 茂(明治大学教授)

 

 東京のど真ん中の東京駅周辺で、大規模再開発が始まろうとしている。

 三菱地所が東京駅日本橋口前で進めている「常盤橋街区再開発プロジェクト」がそれである。千代田区大手町から中央区八重洲にかけての3万1400平方メートルの土地に2017年から10年がかりでビルを四つ建設しようという1兆円超の大規模プロジェクトだが、中心となるのが高さ390メートルの日本一の超高層ビル(地上61階・地下5階)というのだから、東京の巨大ランドマーク誕生となること必至である。三菱地所は金融関係の企業を誘致し、国際金融センターとしてさらに発展させる狙いだ。  続きを読む


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2016年

9月

20日

週刊エコノミスト 2016年9月20日特大号

定価:670円(税込み)

発売日:2016年9月12日

特集:シン・円高

 

 ◇黒田総裁の言動に「異変」

 ◇日米金融会合で一段の円高も

 

 9月5日、都内で講演した黒田東彦日銀総裁の声調は棒読みだった。

「わが国においては、予想物価上昇率の形成は、依然としてかなりの程度『適合的』であり(中略)予想物価上昇率もこれにつられて低下する傾向がある」

 日銀は、9月20~21日の金融政策決定会合で、2013年4月以来続ける量的・質的金融緩和の「総括的な検証」を発表する。この節目を前に、黒田総裁が「適合的な予想形成の影響が大きい」と言った含意は、あまりに大きい。

 

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2016年

9月

13日

週刊エコノミスト 2016年9月13日号

定価:620円(税込み)

発売日:2016年9月5日

特集:中国 ゾンビと政争

 

◇構造改革は絵に描いた餅

◇「新過剰」候補の10分野

 

松本惇/藤沢壮(編集部)

 

 中国・上海市で、日本企業の駐在員が高級賃貸マンションを追い出される事態が相次いでいる。
 ある大手金融機関の40代の男性駐在員は浦東地区の最高級賃貸マンション「東桜花苑」に家族4人で住んでいた。赴任した2012年当時、広さ約100平方メートルの2LDKで家賃は月額約4万元(60万円)。日本人学校や日系スーパー、オフィス街も近く、日本人には大人気だった。
 その後、マンション価格が高騰し、今年に入ってオーナーだった米国人投資家が中国企業に売却。新オーナーの意向で賃貸から分譲に切り替えることになり、賃貸契約の更新ができなくなった。

 

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2016年

9月

06日

週刊エコノミスト 2016年9月6日号

定価:620円(税込)

発売日:2016年8月29日

特集:マーケット怪奇現象

 

◇社債市場の異変 超低金利が覆い隠す

◇ハイブリッド債のリスク

 

桐山友一(編集部)

 

 極端な低金利の環境下で、従来の常識では考えられなかった現象が、市場のあちこちで起きている。

「ついに来たか」──。証券関係者がうなった。ソフトバンクグループが8月24日、同社としては初めての「ハイブリッド社債」の発行を発表した。特に証券関係者の目を引いたのが、国内で初となる個人向けのハイブリッド社債も発行すること。利率は仮条件で年2・9~3・1%と、超低金利の中でその高さが際立つ。個人向けには3500億円を9月30日に発行予定で、購入単位は100万円。同社は市場の反応をみたうえで、9月9日に利率を正式決定する。

 

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2016年

8月

30日

週刊エコノミスト 2016年8月30日特大号

定価:670円(税込)

発売日:2016年8月22日

特集:天皇と憲法

 

天皇陛下が心の内を率直に語った。異例の出来事に驚いた国民も多い。国と皇室、憲法のあり方を考える絶好の機会が訪れた。

 

第1部 天皇

 

◇“人間天皇”の重い決断

◇三たび問われる安倍政権

 

酒井雅浩/花谷美枝/金井暁子(編集部)

 

 天皇陛下が8月8日、11分、1800字の異例のビデオメッセージを公表した。

 「私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました」    

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2016年

8月

23日

週刊エコノミスト 2016年8月23日号

定価:620円(税込)

発売日:2016年8月16日

特集:電通 2016年8月23日号

東京五輪招致の汚職疑惑で名前が取りざたされた電通。

「闇の力」を畏怖される同社の虚実を追う。

 

第1部 利権と圧力

◇新国立8万人のウソから始まった

◇五輪と神宮外苑再開発の複合利権

 

 JSCは1955年設立の日本学校給食会を前身に、58年設立の国立競技場など文部省(当時)傘下の組織が行政改革で統合を繰り返し、2003年に現在の組織に。スポーツの振興と児童生徒の健康の保持増進を図るため、国立競技場や代々木第一、第二体育館をはじめとするスポーツ施設の運営などを行う。スポーツ振興くじ(toto)などの収益金を協議団体などに助成する独立行政法人。常勤職員は397人。新国立競技場の観客席数8万は、神宮外苑再開発のためにでっち上げられたウソだった。五輪は再開発利権のダシに使われた。

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2016年

8月

09日

週刊エコノミスト 2016年8月9・16日合併号

定価:720円(税込)

発売日:2016年8月1日

特集:世界の危機 分断と反逆

 

 格差拡大で没落した中間層が支配者層にNOを突きつける一方で、移民や難民排斥に動く。行き場を失った移民が過激思想に染まりテロを引き起こす悪循環を断ち切れるか。

 

第1部 混沌を読む

 

 ◇やせ細る中間層の怒り

 ◇世界で広がる反グローバル化

 

 

 世界が「分断」と「反逆」の渦に包まれている。

 その“先頭集団”を走るのは、英国と米国である。英国は、6月23日の国民投票で欧州連合(EU)の枠組みからの離脱を選択。メイ新首相の下、2018年にもEU非加盟国になる見込みだ。

 

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2016年

8月

02日

週刊エコノミスト 2016年8月2日号

定価:620円(税込み)

発売日:2016年7月25日

特集:ヘリコプターマネーの正体

 

 ◇黒田日銀の限界で急浮上

 ◇通貨が信認失い高インフレも

 

松本惇/黒崎亜弓/平野純一(編集部)

 

 ベン・バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)前議長の来日効果は絶大だった。
 与党が勝利した参院選から一夜明けた7月11日、バーナンキ氏は黒田東彦日銀総裁と会い、翌12日には安倍晋三首相とも会談した。
 バーナンキ氏は、ヘリコプターからお金をばらまくという比喩(ひゆ)から生まれた「ヘリコプターマネー(ヘリマネ)」政策の推奨者。「ヘリコプター・ベン」の異名を持つ。

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2016年

7月

26日

週刊エコノミスト 2016年7月26日特大号

定価:670円(税込)

発売日:2016年7月19日

特集:ヤバイ 投信 保険 外債

 

 ◇「見えない」金融商品の手数料

 ◇金融庁が開示へプレッシャー

 

 桐山友一/種市房子(編集部)

 

「1日に2億~3億円、売れると聞いています。国内はこれだけ低金利ですからね」

 都内に住む50代男性が6月上旬、大手証券会社の営業担当者から提案を受けていた。示されたのは、欧州復興開発銀行(EBRD)のブラジル・レアル建て債券だ。「EBRDならニュースで聞いたことがありますね」と男性が話すと、「EBRDの格付けは最上級の『トリプルA』と信用力も高いですよ」と応じた。

 

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2016年

7月

19日

週刊エコノミスト 2016年7月19日号

定価:620円(税込)

発売日:2016年7月11日

 

特集:がんは薬で治る

 

 

 ◇ここまで来た免疫療法薬

 ◇業界、患者、投資家の夢の行方

 

 

 花谷美枝/酒井雅浩/丸山仁見(編集部)

 

 

 がん免疫療法薬が、がん治療に大転換をもたらそうとしている。既存の治療で治らない難治性がんでも効果が期待でき、手術、抗がん剤、放射線療法に次ぐ「第4の治療法」が世界を揺るがしている。2030年までに7・7兆円規模に急成長するとの見込みから、世界の製薬大手トップ10がこぞって開発競争に向かった。がん免疫療法薬ブームの第二幕に患者、投資家も熱い視線を送る。

 

 

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2016年

7月

12日

週刊エコノミスト 2016年7月12日特大号

定価:670円(税込)

発売日:2016年7月4日

特集:英国 EU離脱の衝撃

 

◇大惨事に向かおうとする英国

◇視界不良におびえる世界

 

桐山友一/種市房子/大堀達也

(編集部)

 

「非常に大きな取引をしようとしていたところだったが、キャンセルした。3000人分の仕事に関係する取引だ」

 航空から金融まで幅広い事業を手がける英ヴァージン・グループの創業者、リチャード・ブランソン会長は6月28日、英テレビ局ITVの番組で、欧州連合(EU)離脱を問う国民投票(23日)で、離脱が多数を占めた結果を受けて大型の買収をあきらめたことを明かした。今年3月にはグループの鉄道会社ヴァージン・トレインズが、日立製作所の納入した高速鉄道車両を公開し、さらなる事業拡大に意欲を示していた矢先。ブランソン会長は英紙に対しても「国民投票の結果でかなり多くの仕事が失われるだろう。我々は大惨事に向かおうとしている」と嘆いた。

 

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2016年

7月

05日

週刊エコノミスト 2016年7月5日特大号

週刊エコノミスト 2016年7月5日特大号 特集:FinTech最前線! 表紙 フィンテック

定価:670円(税込)

発売日:2016年6月27日

特集:FinTech最前線!

 

金融とテクノロジーの融合──。それがフィンテック(FinTech)だ。新しい金融サービスや金融システムを作る「金融革命」がいま進行中だ。

 

 ◇審査部と駅前店は不要!?

 ◇業界を激変させる新潮流

 

谷口 健/藤沢 壮(編集部)

 

 2015年に始まった「フィンテック旋風」が、金融業界内を吹き荒れている。

 5月13日、みずほフィナンシャルグループ(FG)の佐藤康博社長は、フィンテックについて「お勉強はもう終わり」とし、「なるべく早く事業化できるプロジェクトを複数持つのが重要」と決算会見で宣言した。新中期経営計画にもフィンテックを盛り込み、フィンテック推進に大きく舵(かじ)を切った。

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