
◇知って驚くコーヒー革命
◇2015年11月10日号
黒崎 亜弓(編集部)
同じコンビニコーヒーでも各社で戦略は異なる。
客がカップを受け取り、自分でボタンを押して抽出するタイプが多いなか、ローソンはカウンター渡しにこだわる。「テーマはカフェ。手渡しの接客で絆をつくる」(担当者)。
一方、抽出方法ではローソンやファミリーマートが女性に人気のカフェラテなどのメニューを展開するため、圧力をかけたエスプレッソ抽出をとる一方、セブン─イレブンはペーパードリップだ。「日本人の口にはドリップの方が合っている。ストレートで飲みたいニーズがあった」(セブン広報)。今年6月には凍らせたミルクの粒を使うことで、アイスカフェラテも登場させた。(了)