週刊エコノミスト 2017年7月4日号

特別定価:670円

発売日:2017年6月26日

 

認知症に克つ 

 

2025年高齢者5人に1人 

「人類最大級の病」に

超高齢化時代を目前に、日本は認知症という重大な問題に直面しようとしている。認知症の国内患者数は462万人(2012年、推計値、20ページ図2)で、25年には約700万人に増加すると予想されている。この時、65歳以上の高齢者に占める割合は現在の7人に1人から、5人に1人へと上昇する。

 認知症は、社会的、経済的に深刻な影響をもたらす点が、他の病気と大きく異なる。特効薬のない認知症は、在宅または施設での継続的な介護が必要になるためだ。

 国際アルツハイマー病協会によると、世界の認知症患者数は15年の4680万人。認知症の治療や介護にかかるコストは、15年の8180億ドル(約91兆円)から、18年には1兆ドル(約111兆円)を超えるとの推計もある。認知症は「人類社会を滅ぼす病」と言える。続きを読む


〔経営者:編集長インタビュー〕

◇自販機網を生活者のインフラに変える

高松富也 ダイドーグループホールディングス社長

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