2018年4月3日号 週刊エコノミスト

定価:620円

発売日:3月26日

AIと銀行

 

 AI時代の銀行は二極化 一般客はスマホで完結 富裕層は「最高級店」

 

高橋克英 (マリブジャパン代表取締役)

 

 普段はスマートフォンで送金し、コンビニATM(現金自動受払機)で引き出すが、通帳の記帳も兼ねて、近所のメガバンク支店を訪ねた。月末でも金曜でもないのに、7台あるATMは長蛇の列。ポールで仕切られた狭いスペースを折り重なるようグルグルと整列させられ、スペースが少しでも空くと詰めるように係員にせかされる。列に並ぶ人の顔は一様に暗く、みな無言だ。


 一方、奥に広がる支店スペースの待合ソファは、閑散としており、コンサルティングブースは空席。カウンター奥に大勢いる銀行員とのコントラストは、まさにシュールな情景だった。

 

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