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2016年

8月

30日

週刊エコノミスト 2016年8月30日特大号

定価:670円(税込)

発売日:2016年8月22日

特集:天皇と憲法

 

天皇陛下が心の内を率直に語った。異例の出来事に驚いた国民も多い。国と皇室、憲法のあり方を考える絶好の機会が訪れた。

 

第1部 天皇

 

◇“人間天皇”の重い決断

◇三たび問われる安倍政権

 

酒井雅浩/花谷美枝/金井暁子(編集部)

 

 天皇陛下が8月8日、11分、1800字の異例のビデオメッセージを公表した。

 「私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました」    

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ピックアップ

経営者:編集長インタビュー

◇津谷正明 ブリヂストン会長兼CEO

◇技術、サービス組み合わせ解決型ビジネス

 

── タイヤの世界シェア1位(売上高ベース)の日本企業ですね。

津谷 一口にタイヤと言っても、用途は広いです。自転車、二輪、自動車の他、航空機や鉱山掘削トラクター用のタイヤも製造しています。大型で、耐性も必要とされるこれらの特殊なタイヤは、新興国のタイヤメーカーにはない技術を持つからこそできます。当社は、大型航空機(座席数100程度)向け新品タイヤで、世界シェア4割(自社推計)を占めており、トップの座を仏ミシュラン社と争っています。

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ワシントンDC

◇変わるショッピングモール

◇中核はデパートから専門店へ

 

三輪裕範

(伊藤忠インターナショナル会社

          ワシントン事務所長)

 

米国で生活してつくづく感じるのは「米国人は本当に買い物が好きな人たちだなあ」ということである。日本のシャッター商店街のような所はほとんどなく、どの商店街も買い物客でにぎわっている。特に衣料、靴、宝石などの各種ブランド店、書店、レストランなどが一緒に入ったショッピングモールでは、年中、老若男女を問わず、非常に多くの人たちが買い物や食事を楽しんでいる。こうした米国のショッピングモールに、最近ちょっとした変化が見られる。それはテナントの変化である。以前はどこでも中核テナントにシアーズやメイシーズ、サックスといった有名デパートが入り、大きな面積を占めていた。     

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週刊エコノミスト臨時増刊 2016年5月23日号

定価:1000円(税込み)

発売日:2016年5月11日

鉄道の今を徹底解剖

ニッポン

鉄道の挑戦

 

 インド高速鉄道は日本が受注

世界に広がる鉄道輸出商戦

 

徹底ルポ

 バンコク パープルライン まもなく開業

北海道新幹線開通

 4時間を切れなかったダイヤ

日本の鉄道車両工場見学! 

 日立、川崎重工、日本車両、

 総合車両製作所、近畿車両


福島後の未来をつくる

 ◇第37回 本間照光 青山学院大学名誉教授

 ◇加害者に甘い原賠法見直し 災害対策としての位置付けが必要

 

  原発事故発生時の電力会社の責任を定めた「原子力損害の賠償に関する法律(原賠法)」の見直しが進んでいる。原賠法は事故の過失・無過失にかかわらず、事故を起こした電力会社に上限なく賠償責任を負わせる「無過失責任主義」「無限責任」が原則だ。

 しかし、改定にあたっては、電力会社の賠償責任の免除(免責)や有限責任化を目指す流れが強まっている。このままでは、被害者や国民は犠牲を強いられ、加害者=電力会社を守る構図になりかねない。

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