2018年

6月

05日

2018年6月5日号 週刊エコノミスト

定価:670円

発売日:5月28日

最強!ニッポンの

素材・化学

好業績、上方修正相次ぐ

すり合わせで技術磨き上げ

 

 日本の素材・化学メーカーが今、絶好調だ。


  信越化学工業が4月27日に発表した2018年3月期連結最終利益は、前期比51%増の2662億円と10年ぶりに過去最高益を更新した。営業利益ベースで、主力の「塩ビ・化成品セグメント」が前年度比75%増、「半導体シリコンセグメント」が同66%増だった。同社は、窓枠や上下水管、建物外壁など、さまざまなインフラの原料となる塩化ビニール、半導体デバイスの材料であるシリコンウエハーでいずれも世界シェアトップだ。

 

続きを読む


ピックアップ(見出しをクリックすると記事本文へ)

2018年

5月

15日

サウジアラビアの大臣が投じたエネルギー大転換のリアリズム=川名浩一・日揮副会長

再生可能エネルギーや電気自動車(EV)の普及への過度な期待や楽観が、近未来に混乱をもたらす可能性もある。

 

続きを読む

経営者:編集長インタビュー

2018年

6月

05日

独自の化学製品で世界と渡り合う 山本学 デンカ社長  

Interviewer 藤枝克治(本誌編集長)

 

 「電気炉により化学製品を製造する」が由来の「電気化学工業」から2015年に「デンカ」へと改称。カーバイド(炭化カルシウム)と石灰窒素肥料の製造を原点に、耐性に優れた合成ゴム「クロロプレンゴム」や電子部品材料、ワクチンなど製品は多岐にわたる。

 

── どんなものを作っていますか。


 山本 1915年に設立され、石灰窒素肥料の生産から始まった会社です。石灰窒素の製造を通じてカーバイドの技術を磨き、誘導品(化学反応により生まれる製品)の製造を始めました。カーバイドを水と反応させるとアセチレンができ、ここからさまざまな製品を作っています。


  一番代表的なのがクロロプレンゴムです。耐熱性や耐油性に優れ、産業機械の動力伝動ベルトなどに用いられる合成ゴムです。日本では当社が初めて製造し、世界シェアは40%でトップです。

続きを読む

出口の迷路―金融政策を問う

2018年

6月

05日

為替レートが政治化すれば日銀は窮地に=早川英男 [出口の迷路]金融政策を問う(33)  

景気後退の前に緩和余地を作るためにも長期金利目標を引き上げる。このシナリオを阻むのがトランプ米大統領だ。

早川英男(富士通総研経済研究所エグゼクティブ・フェロー)

続きを読む

シリーズ

エコノミストebooks最新刊

福島後の未来をつくる

〔Yahoo!ニュース特集との共同企画〕

 

帰りたいけど、帰れない――残業、本当に減らすには

 

きょうも帰るのこんな時間――。「働き方改革」とはいうものの、職場では「早く帰れよ」と口で言うだけ。仕事が山積みだから時間通りに終わるはずがない。はたして、本当に残業を減らすことなんてできるのか。4人に聞いた。全文を読む

「調理ロボ」は飲食店の人手不足を救うか

効率的でおいしい実力

中華料理店のチャーハン、寿司屋のシャリ玉、焼き鳥屋の串打ち――。調理ロボ活用の現場を動画とともにレポートする。全文を読む

儲ける知性を休ませ、親切を―― 糸井重里に資本主義を聞く

全文を読む