対象作品は23年1~12月に刊行された著書。主要出版社の推薦なども踏まえて、選考委員会で2度にわたり審査を行った。 最終選考にはこのほか、以下の著書が残った。
▽『円の実力 為替変動と日本企業の通貨戦略』
(佐藤清隆著、慶応義塾大学出版会)
【エコノミスト賞】
エコノミスト編集部が主催して1960年に創設した。日本経済、世界経済について、毎年1~12月に発表された著書の中から、もっとも実証的・理論的分析に優れた作品に授与される。多くの有為な人材を世に送り出し、「経済論壇の芥川賞」と評される。